商品調達の責任者バイヤーとは、メーカーや問屋、海外などから素材や商品を仕入れる「調達担当者」のことである。バイヤーは、メーカー側と小売側の両方にいて、同じ調達担当でも仕事の内容はかなり異なっている。メーカー側、例えばアパレルメーカーのバイヤーは、商品化が決まった際に、商品に使われるテキスタイルはもちろん、ボタンやジッパーなどのパーツ、さらには包装紙などの調達も行う。これに対して小売側のバイヤーは、ほとんどが商品そのものを仕入れるのが仕事だ。販売方針や方向性、季節ごとのコンセプトなどに沿って商品を仕入れ、店頭に並べる。近年、百貨店にはバイヤーが主に海外で仕入れた多くのブランドを、ひとつの場所で展開するセレクトショップに似た売り場があるが、多くはバイヤーが独自に提案しているもので、目玉的存在になっている。
レナウンの理念は次のようなものだ。「(1)私たちの服を着た人にしか分らないものを、もっとも大切にする。試着しただけでは分からないものを大切にする。(2)流行の先端にあるだけがいい服とは思わない。服としての実績があってこそ、いい服なのだ。実質のある服は着る人の誇りと内面の表現につながる。「もう着られないのに、どうしても捨てられない」と言われる服を作り続けていきたインの服はきっとその人の人生の歴史を共有できたのだと思う。着る人の人生の中に深く入り込んだのだと思う。」服作りに対するこだわりが伝わってくる。また、ユニクロの場合も(1)顧客の要望に応え、顧客を創造する経営(2)現実を直視し、時代に適応し、自ら能動的に変化する経営(3)唯一顧客との直接接点が商品と売場であることを徹底認識した商品・売場中心の経営などなど二三に亘る原理・原則を挙げている。しかし、既存アパレルの世界には、理念や企業文化といったものが見られないことも少なくない。常に他社のものまねの世界だ。それだけに個性のある企業が少ない。
就職して社会人としての生活を体験をすることは、人生にとっても大きなプラスです。人間関係の基本を、家族から離れて経験することにより、一回りも二回りも成長することでしょう。いつの間にかリクルート・ファッションということばも生まれたように、男子学生や女子学生の就職攻勢は真剣そのものです。何とかして入社したい一心を、リクルート・ルックにもあらわすわけですが、理想的なリクルート・ルックを研究してみましょう。企業の人事部長という人は、たいてい男性です。もしかして大学を卒業するような子供が2人か3人、そして娘や息子たちのファッションを見て理解に苦しみ、毎日イライラしているかもしれません。そういう立場を考えると、服装はオーソドックスが無難。デパートのリクルート・ファッションの売場を見たり、雑誌の女子大生と就職の特集などを参考にしたりしてください。