中古品を主力に販売しているリサイクルショップだからこそ、商品の手入れや陳列をきれいにして、消費者の購買意欲をそそるよう工夫を凝らさなければならない。それを怠っているのは、リサイクルショップで成功する意欲がないどころか、商売自体を放棄したと見なされても仕方のないことである。また、品揃えの充実についての課題もある。これは、確かにむずかしい問題ではある。商品を大量に仕入れて陳列したからといって、すべて売りさばける保証があるわけでなく、逆に在庫を抱えてしまって、にっちもさっちもいかなくなる危険性さえある。また、品揃えが少ないといっても、消費者の商品の見方には幅があるので、ある消費者にとっては、これで十分だという場合もある。したがって、一つの解決策として、来店する消費者がどのようなもの(洋服であればデザインや型など)を、どんなとき(季節感や時期的な節目など)に欲しているのか、ある程度リサーチしておく必要がある。そのためには、地城密着を心がけて、日ごろから顧客とのコミュニケーションを保っておくことである。これは、アフターサービスや品質への信頼感といった、商品管理の問題においても同じことがいえる。